「弁護士に頼みたいけど、相談料も払えない」——この悩みを解決するのが法テラス(日本司法支援センター)です。国が設立した公的機関で、経済的に困っている人が法律サービスを受けられるよう支援しています。
法テラスの民事法律扶助(費用立替)には収入・資産の審査があります。借金問題を抱えている方は条件を満たすケースが多いです。
| 家族構成 | 月収上限の目安 | ひとり親など特例 |
|---|---|---|
| 単身 | 約20.2万円以下 | — |
| 2人家族 | 約27.6万円以下 | +約2万円の特例あり |
| 3人家族 | 約29.9万円以下 | +約2万円の特例あり |
| 4人家族 | 約32.8万円以下 | +約3万円の特例あり |
収入が基準を少し超える場合も、住宅ローンや医療費など特別な支出があれば考慮されます。まず相談してみることをおすすめします。
法テラスの審査から解決まで、どのような流れになるか確認しておきましょう。
まず法テラス(0120-007-110)に連絡。相談内容と収入・資産状況を伝えると、利用できるか教えてもらえます。
法テラスが紹介する弁護士・司法書士と相談。借金の状況を整理し、最適な手続き(任意整理・個人再生・自己破産)を提案してもらいます。
費用立替を希望する場合、弁護士とともに審査書類を提出。審査は通常1〜2週間で結果が出ます。
受任通知が債権者に送られ、この時点で督促・取り立てが法律上停止します。
月5,000〜10,000円の分割で法テラスに返済。自己破産が認められれば返済自体が免除になるケースも。
法テラスは費用面で助かる制度ですが、デメリットも把握しておきましょう。
法テラスが紹介する弁護士に依頼することになります。相性が合わない場合もあり、弁護士の質にばらつきがあることも。
審査が通るまで正式着手できません。督促がひどい・差し押さえが迫っているなど急ぎの場合は不向きです。
生活保護を受けていない場合、手続き費用の立替後に分割返済が必要です(免除にはなりません)。
基準をわずかに超えるだけで利用不可となる場合があります。その場合は私的事務所への相談が必要です。
どちらを選ぶかは状況によります。比較してみましょう。
| 比較ポイント | 法テラス | 私的事務所(イストワールなど) |
|---|---|---|
| 費用 | 立替後に分割返済 自己破産なら免除も |
分割払い対応が多い 着手金なし事務所も |
| 弁護士の選択 | 選べない | 自分で選べる |
| スピード | 審査1〜2週間 | 相談当日に着手可 |
| 収入制限 | 基準以下が条件 | 制限なし |
| 対応の柔軟さ | やや固定的 | 状況に応じて対応 |
| 向いている人 | 収入が少なく費用が まったく払えない人 |
早く解決したい・ 弁護士を選びたい人 |
イストワールは費用を分割払いで対応。「今はお金がない」という方でも相談できます。