全体スケジュールの把握

任意整理は「弁護士に依頼する」→「督促が止まる」→「弁護士が交渉する」→「和解して返済開始」という流れで進みます。和解までの期間は通常3〜6ヶ月、その後3〜5年で完済するのが一般的です。

フェーズ 期間の目安 内容
相談・依頼 依頼当日〜数日 無料相談→正式依頼→受任通知の送付
取引履歴の取り寄せ 依頼後1〜2ヶ月 弁護士が各債権者から借入・返済の履歴を取得
交渉・和解 2〜4ヶ月 弁護士が利息カット・分割払いの条件を交渉
返済開始〜完済 和解後3〜5年 合意した金額を毎月返済。完済で手続き完了
ℹ️ 借入先の数・借金の内容・弁護士事務所の方針によって期間は変わります。3社程度なら3〜4ヶ月で和解に至るケースが多いです。

ステップ別の流れ

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督促はいつ止まる?

多くの方が最も気にするポイントです。結論から言うと、弁護士に正式依頼し、受任通知が各債権者に届いた時点から督促は止まります

依頼から受任通知の発送まで数日かかることがありますが、急を要する場合(差し押さえ通知が来ている等)は事情を伝えることで最優先で対応してもらえます。

⚠️ 受任通知が届く前に督促が来た場合、弁護士の電話番号を伝えて「代理人弁護士がいます」と伝えれば、その後の連絡を止めるよう求められます。

費用の目安

任意整理の弁護士費用は事務所によって異なりますが、一般的な相場は以下のとおりです。

費用の種類 相場 内容
着手金 1社あたり2〜5万円 依頼時に発生する費用。分割払い対応可。
成功報酬 1社あたり2〜5万円 和解成立後に発生。減額できた利息額に応じて変わる事務所も。
合計(3社の場合) 15〜30万円程度 毎月の返済が減った分から賄えるケースがほとんど。
費用が払えない場合の選択肢
  • 多くの事務所で着手金・報酬の分割払いに対応(月1万円〜など)
  • 収入・資産が一定以下の方は法テラスの立替制度を利用可能
  • 初回相談は無料なので、まず相談して費用の見通しを確認するのが先決

よくある質問

手続き中、返済はどうなる?
受任通知の送付後から和解成立までの間、返済を一時停止できるケースがほとんどです。この期間に弁護士費用を積み立てる方も多いです。和解後に新しい返済計画がスタートします。
手続き中に職場・家族にバレる?
任意整理は裁判所を通さないため、官報への掲載はありません。弁護士が債権者との窓口になるため、債権者からの電話・郵便はすべて弁護士宛に届きます。家族・職場に知られるリスクは低く、「任意整理したことが職場に通知される」ことはありません。
全ての借金を整理しなければならない?
いいえ。任意整理は整理する借金を選べます。たとえば「住宅ローンは除いて消費者金融3社だけ整理する」という選択も可能です。カーローンを除外したい場合も同様です。
和解できない債権者がいる場合はどうなる?
ごく稀に一部の債権者が任意整理に応じないケースがあります。その場合は、その債権者だけ個人再生・自己破産に切り替えるか、訴訟で対応する方法があります。弁護士が状況に応じた次の手を提案してくれます。
途中で返済できなくなったらどうなる?
和解後の返済が滞ると、和解が破棄され元の状況に戻ってしまうリスクがあります。返済が難しくなりそうな場合は、早めに担当弁護士に相談することが重要です。状況によっては個人再生・自己破産への切り替えを検討することになります。

まとめ

  1. 任意整理は「相談→受任通知→取引履歴取り寄せ→交渉→和解→返済」の流れ
  2. 和解まで通常3〜6ヶ月。その後3〜5年で返済完了
  3. 受任通知が届いた日から督促が法的に止まる
  4. 手続き中の返済は一時停止できるケースが多い
  5. 官報掲載なし・整理する借金を選べる・財産処分不要
  6. 費用は分割払いOK。初回相談0円で費用の見通しを確認できる
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📌 参考・出典
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監修・執筆
よりそいマネー編集部
借金・債務整理に関する情報をわかりやすく提供することを目的として運営しています。記事の内容は公開情報・法令をもとに作成していますが、個別の法律相談は専門家にご確認ください。
※ 本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の法律アドバイスではありません。具体的な手続きについては弁護士・司法書士にご相談ください。